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戸建てを買うなら新築?中古?
それぞれのメリットを解説

一戸建ての購入を検討している方の中には、新築物件にするか中古物件にするかで悩んでいる方もいるでしょう。新築と中古で大きく異なるのは予算面ですが、予算以外にも異なる特徴が存在します。

当記事では、新築・中古それぞれの一戸建てのメリットについて詳しく解説します。マイホームの購入は一生に何度もあることではありません。メリットをしっかり押さえ、どのような住宅が自分に合っているのか確認するための参考にしてください。

1.一般的なのは新築住宅?中古住宅?

一般的なのは新築住宅?中古住宅?

日本では昔から中古住宅よりも新築住宅を購入する人のほうが多い傾向にあります。最近では住まいに対する価値観が多様化し、中古住宅をリノベーションするケースも増えていますが、日本の全住宅流通量における中古住宅の比率は41%です。

出典:社団法人 不動産流通経営協会「既存住宅流通量の地域別推計について」

欧米諸国では古くなった住宅を改良しながら使い続けるという価値観が浸透しているため、中古住宅も多く流通しています。しかし、日本では「新築のほうが住んでいて気分が良い」「最新の設備を導入したい」などの理由から新築神話が根強く残っています。

日本で一般的に選ばれているのは新築一戸建てですが、当然ながら新築住宅と中古住宅にはそれぞれメリットがあります。マイホームの購入という大きな決断において後悔しないよう、両方の特徴を正しく理解しておくことが大切です。

2.新築住宅のメリット

新築住宅のメリット

新しい資材を使って作られる新築住宅は中古住宅よりも住宅性能が高く、価格も高くなりやすい傾向があります。しかし、新築戸建てならではのメリットがあるのも事実です。中古戸建ての物件と比較検討するためにも、新築物件のメリットを正しく理解しておきましょう。

2-1.最新の設備が整っている

建築や設備の技術は日々進歩しているため、最新の設備が整った住宅で快適に過ごすことができる点は新築住宅の大きなメリットです。水回りや空調、防犯や電気ガスなどの設備に加えて、建物の断熱性や気密性なども新築住宅と中古住宅では性能が異なります。

また、日本は地震が多く、家を建てる場合は耐震構造も気になるポイントです。新築住宅は最新の耐震基準に合わせて建てられており、中古住宅よりも安全性が高く、安心して生活できるでしょう。

2-2.税制の優遇を受けやすい

新築住宅と中古住宅のどちらを選んだとしても、住宅を所有するには登録免許税や固定資産税などの税金を支払わなくてはなりません。しかし、新築住宅の場合は中古住宅よりも税制の優遇を受けやすいというメリットがあります。

住宅に関わる税金は種類が多く、購入時はもちろん、住宅を保有するためにも税金を支払い続けなければなりません。優遇措置により少しでも税負担を軽減できることは家計にとって大きなポイントです。

また、新築住宅は中古住宅よりも住宅ローン減税の適用条件を満たしやすくなっています。住宅ローン減税は住宅ローン控除とも呼ばれており、住宅ローンの残高の数%が所得税や住民税から控除される仕組みです。控除を受けられる年数や控除の割合は住宅を購入した時期により異なります。

出典:国税庁「No.1212 一般住宅の新築等をした場合(住宅借入金等特別控除)」

住宅ローン控除を受ける場合は確定申告が必須|方法と必要書類を解説

節税効果が高い住宅ローン減税を活用できることも、新築住宅の大きな強みでしょう。

2-3.維持費用が安い

新築住宅の新しい設備は中古住宅よりも故障のリスクが低く、設備の修理費用がかかりません。中古住宅に多い外壁塗装の修繕費用なども必要ないため、維持費用を安く抑えられます。

さらに、最新の空調設備や断熱性に優れていることで、光熱費などのランニングコストの節約も期待できます。

3.中古住宅のメリット

中古住宅のメリット

中古住宅は新築にくらべると設備が古いなどのデメリットが気になりますが、新築物件にはない中古物件の良さもあります。間取りや価格などの条件が合えば、新築一戸建てよりもお得に購入できる場合もあるため、中古一戸建てのメリットを正しく理解して住宅選びに役立てましょう。

3-1.価格が安い

新築住宅よりも購入価格を安く抑えられる点は中古住宅の最大のメリットです。木造住宅であれば築20年が経過すると建物自体の資産価値はほとんど消失してしまうため、実質土地代だけで中古住宅を購入できるケースもあります。

もちろん、新築住宅にくらべると設備は古いですが、うまくリノベーションやリフォームをすることで、新築よりも安い物件価格で快適な住空間を作りあげることが可能です。

新築住宅の価格の高さが原因で戸建ての購入に踏み切れない場合は、予算内で同じ条件を満たす中古住宅がないか積極的に不動産会社に相談してみるといいでしょう。

3-2.現物を確認できる

中古住宅は購入を決める前に現物を確認する「内見」が可能です。

たとえば、「今使っている家具や家電を置くスペースがあるか」「部屋の広さや収納スペースは足りているか」「足りない分はリフォームをして改善されるか」など、実際の建物を見ながらリアルな視点で購入を検討できます。

図面上では分からない部屋の雰囲気や建物の管理状態、周辺エリアの情報などを直接確認すると、購入前の不安を取り除くことにもつながります。

一方で、新築住宅の場合は基本的に家が完成する前に購入を検討するため、実際に現物を見て決めることができません。購入前に現物を確認できる点は中古住宅ならではのメリットと言えます。

リフォームで新築同様の住宅になる

以前は他の人が住んでいた家を購入してわざわざリフォームするよりも、新築のほうが良いという考え方が主流でした。しかし、DIYやリノベーションの人気の高まりとともに、最近では中古住宅をリフォームして住むことも一般的になっています。

建物の経年劣化や設備の古さが気になる中古住宅ですが、リフォームをすれば新築同様の性能を持った住宅に生まれ変わることも可能です。

もちろん、建物の構造やルール上、好きなようにリフォームができない場合もあります。しかし、新築住宅よりも少ない予算で自分達のライフスタイルに合った家が実現できる点は中古住宅の魅力と言えます。

4.新築か中古どちらが向いている?

新築住宅には「最新の設備が揃っていて住宅性能が高く、税制の優遇など長い目で見るとコストを抑えられる」という特徴があります。一方で、中古住宅には「現物を確認してから新築よりも低予算で購入できる」という特徴があり、住む人の希望条件や価値観などによってどちらの住宅が向いているのか異なります。

特徴を比較すると、新築住宅は「価格が高くても最新の設備が揃った家で快適な生活をしたい人」、「時間がかかっても家づくりにこだわりたい人」に向いていると言えます。中古住宅は「あまり時間やコストをかけずに戸建てを購入したい人」、「転勤で家を手離す可能性が高い人」などに向いているでしょう。

また、戸建て住宅を購入する場合は「建て替え時期」も考慮する必要があります。一般的な木造住宅の寿命は30年程度と言われているため、新築であれば購入後30年は住み続けられる計算です。

しかし、中古の場合は購入時に経過している築年数によって、その後の建て替え時期が異なります。たとえ低価格で中古一戸建て物件が手に入ったとしても、すぐに建て替えることになっては結果的に新築よりもコストがかかってしまうかもしれません。長く住みたいけれど、予算の関係で中古住宅を選ぶ場合は、建て替え時期や費用も含めて再度検討する必要があります。

新築と中古どちらを購入するにしても、住宅購入は大きな買い物であることには変わりません。家は買って終わりではなく、快適に住み続けることが重要です。10年後20年後に後悔しないよう、両方のメリットを踏まえて新築と中古のどちらが向いているのかをしっかり吟味しましょう。

まとめ

新築と中古の一戸建てには、それぞれ異なったメリットがあります。新築は最新の設備が整っており、維持費用も抑えられます。一方、中古の一戸建ては安く物件を入手できる上、リフォームやDIYを行えば新築と変わりない環境で暮らすことが可能です。どちらを選ぶかは、一戸建てにかけられる予算や将来的な引越し・建て替えの有無などを念頭に置いて検討しましょう。

関東圏で新築一戸建てをお探しの方は、ぜひグランディハウスにご相談ください。周辺環境やアフターフォローまで見据えた住宅づくりで、皆様に過ごしやすい家を提供しています。

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