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中庭のある家とは?メリットやデメリット、注意点について解説

庭は庭でも、お洒落や子育て面から人気を集めているのが中庭です。 本記事では、中庭のある家についてメリットやデメリット、注意点について解説していきます。

中庭のある家を検討している人は、是非参考にしてみて下さいね。

中庭とは

中庭とは

中庭とは、一つの建物の中に壁で覆われた「中にある庭」のことです。

基本的に、プライバシーやセキュリティ面が高く保持され、独立性のある庭のことを表します。

小さいものだと、坪庭ともいわれることがあり、コートハウスのコートやパティオといった言葉も中庭を意味する言葉です。

一口に中庭といっても、いくつかのパターンがあります。

代表的なものは以下の3パターンです。それぞれ詳しく見ていきましょう。

コの字型の中庭

コの字型の中庭は、名称の通りに庭を文字のコの字のように三方向から囲っているタイプです。完全に囲むタイプのものではないため、ある程度のプライバシーやセキュリティ面を保ちつつ、開放感も楽しめる庭といえます。

一部分が開いているため、植物を育てる環境としてもよいでしょう。

ロの字型の中庭

ロの字型の中庭上空から見た時に、家が庭の周りを口の字型に四方向から囲っているタイプです。四方向を家が囲っているため、プライバシー性が高く中庭から入る光で、室内が明るくなります。

ただし、口の字型の中庭は、建物の中に作る必要があるため、広い敷地が必要になる・庭の排水に注意をしなければならない側面が。

L字型の中庭

L字型の中庭は、四面ある内の二面を壁に隣接させたもので、上空からみた際に「L」の字の形をしているタイプです。

コの字型やロの字型のタイプだと、生活動線が途切れてしまう可能性がない・間取りを自由に考えやすい・採光を確保しやすいのが特徴です。

しかし、他のタイプと比較すると開放感が大きいため、プライバシー性は低くなります。

中庭のある家の4つのメリット

中庭のある家の4つのメリット

中庭のある家にはどのようなメリットがあるのでしょうか。

代表的な4つのメリットを解説していきます。

注文住宅で中庭を検討している人は、参考にしてみて下さい。

日当たりや風通しが良くなる

住宅の中に中庭を設けると、開口部が増えるため、日当たりや風通しが良くなります。

特に、日当たりが悪くなりやすい北向きの住宅や北側にある部屋であっても、中庭を設けることでデメリットの改善も可能に。

子供を安全に遊ばせられる

中庭の中であれば、道路のように車が通過することがないため、子供を安全に遊ばせることができます。

特にロの字型の中庭であれば、しっかりと四方向が守られているため、不審者に出くわすこともほぼありません。

人目や車といった危険性のあるものを気にせず、のびのびと子供を遊ばせたいという家庭に、中庭はおすすめです。

外を気にしない開放的な空間ができる

中庭のタイプによっては、プライバシー性やセキュリティ性が高くなるため、外を気にせず開放的な空間を楽しめます。

特にプライバシー性が高いのは、四方向を建物や壁に囲まれたロの字型のタイプです。

また、小さめの住宅であれば中庭を取り入れることで、空間を広く見せる視覚効果も期待できるといったメリットがあります。

おしゃれで開放感のある家になる

中庭があることで、デザイン性に優れ開放感のある家になります。

住宅だけではシンプル過ぎると感じる場合、中庭を設けることで住宅自体の雰囲気が明るくお洒落になるため、住宅外観や雰囲気にこだわりのある人に適しているでしょう。

中庭のある家の3つのデメリット・後悔

魅力的のたくさんある中庭ですが、メリットだけではなくデメリットもいくつか存在します。

中庭を設けた人が感じることの多い、デメリットや後悔するポイントも見ていきましょう。

建築コストが高くなる

一般的な住宅は、外壁や家の角が多ければ多いほど、建築コストが高くなります。

なぜなら、必要な材料が多いことや材料を加工する手間がかかってしまうためです。

それに加えて、ロの字型やコの字型の中庭になると、壁の表面積が広くなり、窓が増えるため、サッシや外壁代もかさみます。

そのため、中庭を設けると一般的な住宅よりも、建築コストが高くなるというわけです。

建築コストの高さは、一番高額になるのがロの字型で、次いでコの字型、L字型の順になります。

居住スペースが狭くなる

近隣住宅との距離が狭い都市部に中庭は適していますが、狭い敷地内での設置には、居住スペースが狭くなるため、向いていません。

中庭を設置するには、居住スペースを削る必要があります。

リフォームで中庭を設ける際は、現在の部屋数が減少する・生活動線が変わる可能性があるため、よく思案することが大切です。

冷暖効率が低下する

中庭を設置すると、必然的に窓が増えるため、一般的な住宅よりも断熱性が低下します。

また、冷暖房の効率が低下することにより、光熱費が増加する可能性も否めません。

冷暖効率を極力低下させたくない場合は、中庭設置字の冷暖効率に力を入れている施工会社を選びましょう。

中庭のある家を作る際の3つの注意点

中庭のある家を建てる際の注意点は、以下の3つです。

中庭の設置を検討している人は、理想的な中庭を作るためにも、以下の3点をよく把握しておいて下さい。

排水場所を必ず確保する

近年増加している異常気象によるゲリラ豪雨や大雪に備えて、排水場所は必ず確保しておくようにしましょう。

排水場所がしっかりと確保されていないと、水が溜まって中庭がびしゃびしゃの状態に。

特にしっかりと確保しなければならないのは、四方を壁に囲まれているロの字型のタイプです。

中庭設置時の材料には、極力水はけのよい床材を選び、家の外に水を出す配水管の設置が必須です。

また、いざという時に配水管が詰まらないよう、配水管の掃除もこまめに行ないましょう。

生活導線をしっかりとイメージしておく

中庭のある住宅にする場合、生活動線をしっかりとイメージしておく必要があります。

中庭を中心としてキッチンやお風呂場など、ぐるりと一周することが面倒に感じるかもしれません。

住みやすさも考慮したいのであれば、中庭ありきの生活動線や距離をしっかりとイメージしておくことが大切です。

予算に余裕を持つ

中庭のある住宅は、一般的な住宅よりも建築コストが高くつきます。

そのため、10年もしくは15年に一度の家のメンテナンス時にも、外壁面積の多さからメンテナンス費用がかさむことが考えられます。

一般的な住宅と比較すると、建築時のみだけでなく、定期的なメンテナンス時にも費用が高くなりやすいため、家に関する予算には常に余裕を持つようにしましょう。

グランディハウスなら中庭のある物件も探せます

注文住宅で中庭を設置するのではなく、分譲住宅で中庭のある家がよいという人におすすめなのが、グランディハウスです。

グランディハウスは、本拠地を栃木県宇都宮市に設け、北関東を中心に事業を展開しているハウスメーカーです。徹底的に追求した先の暮らし心地から、注目を集めています。

グランディハウスでは、住宅を注文するだけでなく分譲住宅も販売されているため、中庭のある物件を探すことも可能です。

定評のあるハウスメーカーが手がける物件だからこそ、見た目だけでなく、住み心地にもこだわった素敵な中庭のある物件に巡り合えるといえるでしょう。

北関東で中庭のある物件を探している人は、是非グランディハウスの利用を検討してみて下さい。

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